第35回日本ダウン症協会九州地区熊本大会

皆様、こんばんは。

9月7日(土曜日)~9月8日(日曜日)に熊本市のホテルメルパルク熊本で     第35回日本ダウン症協会九州地区熊本大会に福岡県から15名で参加しました。

開会式のあいさつが終了後、サプライズゲストとしてくまモン隊のくまモンが登場で

子供たちが一緒に踊る場面があり、大人も子供も楽しんだと思います。

1日目は、記念講演として㈱サンキの樋口博美会長の次のようなお話がありました。

①ダウン症の子供たちはたくさんしあわせホルモンをたくさん出して周りの人々を

 しあわせにしている。

②子育ては、家族だけではしない、周りの人々をたくさん巻き込んで行い、将来

 親なき後を考えると特に行政と関わりを持ってください。

③脳をうまいように使いこなす。脳をコントロールするためには、姿勢が大切です。

④片付ける人になる。整理整頓が大事。

⑤過保護をやめる。24時間子供のすることに口を出さないことで自分一人で

 できるようになる。

このあと、パネルディスカッションで学校、行政、民間の立場と言うことでそれぞれ

講演して頂きました。まず、教育の立場から「はたらく」大人のそだてるために、

熊本県から障害者の就労支援等に関する熊本県の取組、社会福祉法人明徳会から

「安心・安全・安らぎの福祉社会創造にチャレンジ!」アットホームで家族のような

安らぎを求めてをテーマでお話を頂きました。

また、夜は懇親会があり各県紹介では、ダンスや歌など大変盛り上がり、

良き交流の場になったと思います。

2日目は、記念講演として渡部伸氏よる障がいのある子「親なきあと」        ~「親のあるあ衣いだ」の準備~をテーマでお話がありました。

親なきあとの課題とは、

①お金で困らないための準備をどうするか。

②生活の場をどこに確保するか。

③日常生活のフォロー~困ったときの支援は、どうなるか。

以上のことを踏まえて、

①社会との接点を持つ。子供のことについて話せる相手を見つけておく。

②状況は良くなっている、と気楽に構える。

③最低限の準備はしておく。

④いざとなったら何とかなる。

が結論でした。

また、2日目は、本人部会があり、学生ボランティアの皆さんに一人一人

ついてもらい、外出:桜の馬場城彩苑(バスで移動)と室内:バルーンアート

の2班に分かれて熊本のお買い物等楽しんだみたいです。

最後に熊本支部の皆さん、すごくためになるお話や交流の輪が広げられた時間が

でき、すごく楽しむことができました。本当にありがとうございました。