3月21日は「世界ダウン症の日」です!
2012年から国際連合(国連)において
国際デーのひとつとして
3月21日を「世界ダウン症の日」と制定されています。
ダウン症のある人たちの多くは
21番目の染色体が3本あることから
この日に定められました。
ダウン症のある人たちがその人らしく
安心して暮らしていけるよう
日本中・世界中でさまざまな啓発イベントが行われます。
3月21日は、世界ダウン症の日です。
日本ダウン症協会福岡支部では,令和6年3月17日~令和6年3月24日16時まで
福岡市中央区荒戸3丁目3-39にある 福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)にて
『福岡支部の一年の活動から知るダウン症のある人や家族の日々』をテーマとした写真展を開催致します。
ぜひ、ご覧になってください。
宜しくお願い致します。
日本ダウン症協会福岡支部は福岡県内のダウン症を持つ人とその家族の会です。
年間を通じてレクリエーションや勉強会など、いろんな活動をしています。
日本ダウン症協会福岡支部では、進学・就労・療育・生活指導等について、年齢に関係なくご相談を受付ております。
会員以外の方も、お気軽にご相談下さい。
特に新生児のご両親の方へ入会の有無に関係なく、無償でご相談にのります。
ベテランの相談員がおりますので、
ご安心ください。
個人の情報は厳守します。お気軽に
ご連絡下さい。
私達の身体は、約60兆個の細胞からできています。
そのひとつひとつの細胞のなかに、46個の染色体が存在します。46個の染色体は、それぞれ2個ずつの組になっていて合計23組あります。23組は大きい順に番号がつけられており、ダウン症のほとんどは、21番目の染色体が3個あり、通常より1本多いことからおこる障害だといわれています。
このことを1866年に、イギリスのラングドン・ダウンという人が発見したので「ダウン症」という名前がつけられました。
染色体が通常より1本多いことにより、知的発達の遅れや、心疾患などの合併症を伴うこともある先天性の症候群です。21番目の染色体が1本多いタイプがほとんどなので、21トリソミーと呼ばれることもあります。
染色体の数が多くなる理由は、現代の医学ではまだ解明されていません。
ただいまのところ受精卵(すべての細胞のもとになる一番最初にできる細胞)が作られるとき、偶然発生したと考えられています。(あくまで解明の途中です)
このことにより成長がゆっくりであったりだとか、心疾患などの合併症を伴うこともある先天性(生まれつき)の症候群です。
ダウン症の赤ちゃんの発生率は、国や人種に関係なく、ある程度の確立で生まれています。
近年、心疾患などの合併症は、手術により機能が回復するケースが多くみられるようになっています。それによって、療育も進めやすくなり、また平均の寿命も伸びているようです。
総じて、ダウン症の子供達は、成長に少し時間がかかりますが、その道筋は同じです。つまりゆっくりではありますが、確実に成長し色々なことができるようになります。そこには、周囲の人達の働きかけにより、成長がうながされることもあります。
家族の積極的な関わりや、医療・療育・教育などの専門家によるサポートが、ダウン症の子供達の成長を促すことは、多くの実例が証明しています。
日本ダウン症協会福岡支部
TEL 090-2085-9590
MAIL jdsfukuoka@yahoo.co.jp